有給5日チェッカー

年5日の期限と年次有給休暇管理簿を、名簿から自動で

社員名簿(氏名・入社日・週の所定労働日数と時間)を貼るだけで、人ごとに違う基準日・付与日数・年5日の取得期限を出して、誰が期限切れ・もうすぐ期限かを一覧にします。パートの比例付与や、付与が10日に届いた年から年5日の対象になることも自動で判定します。名簿はこのブラウザの外に送信されません。登録不要・5人まで無料。

日前

① 名簿

Excelの表をそのままコピーして貼れます。1行目に見出しがあれば列の順番は自由。
列:氏名 入社日 週所定労働日数 週所定労働時間(任意:年間所定労働日数 退職日 8割未満の基準日

② 取得記録

列:氏名 取得日 単位(日/半日/2時間)区分(空欄=本人請求/計画年休/時季指定)
判定日の1年以上前の分から入れると、期限を過ぎた期間も判定できます。

③ 実際の付与記録を使う(Pro・任意)— 会社独自の付与日や日数がある人だけ

列:氏名 付与日 付与日数。ここに書いた人は、この記録どおりに基準日(第一基準日・第二基準日)と年5日の期間を計算し、法定より遅い・少ない付与があれば警告します。

無料のExcelで間違えやすい2つ

パート(週3日・24時間)の佐藤さん

入社 2024-01-15 → 2024-07-15 に5日、2025-07-15 に6日、2026-07-15 に6日

年5日の義務は、まだ対象外。付与が10日になる 2029-07-15(5年6か月)から対象になります。

「有給が付く人は全員5日」と思って指定すると、不要な時季指定をしてしまいます。逆に、5年半後に対象になった年を見落とすと違反になります。義務の対象は「その年に与える日数が10日以上の人」で、繰越分は数えません(労基法39条7項、厚労省Q&A)。

週4日・32時間の鈴木さん

入社 2025-01-10 → 2025-07-10 に10日(比例付与の7日ではない)

期限 2026-07-09 までに取得0日なら 期限切れ(不足5日)

週4日でも、週30時間以上なら通常の付与です(労基法39条3項、施行規則24条の3)。日数だけで比例付与の表を引くと、付与も年5日の判定も両方ずれます。

計算のルール(条文つき)

1. 基準日

入社日から6か月たった日が最初の基準日、以後1年ごと(労基法39条1項・2項)。月末入社は民法の期間計算で、たとえば8/31入社なら3/1です。

2. 付与日数

通常(週30時間以上、または週5日以上、または年217日以上)

継続勤務6か月1年6か月2年6か月3年6か月4年6か月5年6か月6年6か月〜
日数10111214161820

比例付与(週30時間未満で、週4日以下または年216日以下:施行規則24条の3)

週所定(年間)6か月1年6か月2年6か月3年6か月4年6か月5年6か月6年6か月〜
4日(169〜216日)78910121315
3日(121〜168日)566891011
2日(73〜120日)3445667
1日(48〜72日)1222333

太字が10日に届く年。週4日は3年6か月、週3日は5年6か月から年5日の対象です。週2日以下は対象になりません。

3. 年5日に数えるもの

4. 統一基準日・前倒し付与(Pro)

法定より前に10日以上を与えた日が「第一基準日」、そこから1年以内にもう一度10日以上を与えた日が「第二基準日」です。2つの期間が重なるときは、第一基準日から第二基準日の1年後までを「履行期間」とし、月数÷12×5日を取らせることができます(施行規則24条の5。会社が選べる扱いで、使わない場合はそれぞれの基準日から1年以内に5日ずつ。設定で切り替えられます)。月数の端数は最終月の暦日数で割り、日数の端数は1日に切り上げます(本人が半日単位を希望した場合は0.5日単位)。

5. 残日数と時効

付与から2年で時効(労基法115条)。古い付与分から消化する前提で計算します(就業規則で新しい分からとしている場合は設定で切り替え)。

6. 年次有給休暇管理簿

時季(取得日)・日数・基準日を労働者ごとに記録し、期間の満了後5年(当分の間3年)保存する義務があります(施行規則24条の7、附則71条)。違反の罰則は、年5日の時季指定をしなかった場合30万円以下の罰金です(労基法120条)。

使い方

  1. 名簿をExcelからコピーして①に貼る(見出し行ごと)
  2. 有給の取得記録を②に貼る。半日は「半日」、時間単位は「2時間」のように
  3. 「判定する」を押す。期限切れ・まもなく・未達の人が上に並びます
  4. Pro:管理簿を印刷(PDFに保存)して保存。次回はブラウザを開けば名簿と記録が残っています

日付は 2025-04-01、2025/4/1、令和7年4月1日、R7.4.1、Excelのシリアル値のどれでも読めます。

料金

無料

判定できる人数5人まで
要対応一覧(期限切れ・まもなく・未達)あり
比例付与・人ごとの基準日あり
年次有給休暇管理簿(印刷・PDF・CSV)
統一基準日・前倒し付与・付与記録
ブラウザに保存(次回も残る)

Pro

判定できる人数無制限
年次有給休暇管理簿(1人1ページ・PDF/CSV)あり
統一基準日(第一・第二基準日、履行期間の按分)あり
実際の付与記録で計算・法定との差を警告あり
ブラウザに保存・データの書き出し/読み込みあり

Pro版を購入する

買い切りで、月額はありません。キーはこのブラウザに保存され、30日ごとに確認します。確認のときもキー以外は送信しません。

よくある質問

名簿や取得記録はどこかに送られますか

送られません。計算はすべてこのブラウザの中で行います。Pro版のキー確認のときに送るのはライセンスキーだけです。

無料版の5人とは

名簿の上から5人までを判定します。6人目以降は表示されません。管理簿の出力はPro版の機能です。

ブラウザを閉じると消えますか

無料版は消えます。Pro版はこのブラウザに保存され、次に開いたときに残っています。別のパソコンやブラウザでは見えないので、「データを書き出す」でファイルに保存しておいてください。

会社で法定より多く付与している場合は

判定は法定の日数で行います。年5日の対象かどうかは法定の付与日数(10日以上か)で決まるためです。会社独自の付与日・日数で残日数を管理したい場合は、Pro版の「実際の付与記録」を使ってください。

時間単位の有給は

年5日には数えません(厚労省の解説)。この版では残日数からも引かず、取得時間の合計だけ表示します。

計算結果は法的に保証されますか

条文と厚労省の解説に沿って計算していますが、就業規則や個別の事情(育休・出勤率など)は反映できません。最終的な判断は社会保険労務士や労働基準監督署に確認してください。